校長だより

校長だより

2学期始業式

 本日、8月25日に2学期始業式を放送により実施しました。式では「校長講話」、「生徒指導主任講話・交通安全伝達講習会」、「養護教諭の講話」がありました。2学期の初めに当たり、生徒指導主任の先生からは生活面での留意点を、そして県の伝達講習会を受けた生徒から、通学の際の自転車の乗り方の注意点、そして自転車運転者としての責任や留意点の説明がありました。また、養護の先生からは学校生活を送るにあたり、新型コロナ感染拡大防止に係る留意点を丁寧に説明していただきました。以下に校長講話を掲載しました。

 皆さんおはようございます。校長の角坂です。 

 あっという間の夏休みでしたが、充実した日々を過ごすことができたでしょうか。この2学期の始業式に、皆さんの元気な姿を見ることができてとてもうれしく思います。

 しかし、現在でも、県内ではコロナ感染により、臨時休校や学級閉鎖となっている学校が複数あります。2学期も引き続き、密閉、密集、密接の3密を避け、毎朝の検温、マスク着用、手洗いをしっかり行っていきましょう。

 さて、本日は、志を高く、あきらめず、全力で頑張ってほしいという話をしたいと思います。 

 唐突ですが、今日は何の日でしょうか。今日の新聞によると、8月25日は北里柴三郎が1894年(明治27年)にペストの正体を発見し、イギリスの医学誌に掲載された日とのことです。 

 ペストとは、感染者の皮膚が内出血により紫黒くなることから黒死病と呼ばれ、たびたびパンデミック(世界的な大流行)を起こし、1億人以上が犠牲になった伝染病です。北里博士の論文発表後、日本では「伝染病予防法」が成立し、患者の隔離、船舶の検疫、といった防御策を講じ、感染拡大を防いだとのことです。 

 北里博士は、医学生のころから「病気を未然に防ぐことが医者の使命である」と高い志を持ち、予防医学を推進され、多くの人命を救いました。志を持ち、どんな逆境にも怯まず、志を貫いた生き方は、私を含め、皆さんの大きな手本になります。興味があったら、是非関係の本を読んでみてください。

 それと併せて、話は変わりますが、8月22日土曜日は、第1回の学校説明会を実施しました。多くの生徒の皆さんに、会場の準備から、中学生やその保護者の誘導、様々な質問にも答えてもらうなど、協力してもらいました。 

 驚いたのは、会場準備の迅速さ、中学生やその保護者へのあいさつや案内などの丁寧な接遇、質問に対して真摯に応える姿を見て、校長としてとても誇らしく思いました。 

 お陰で、参加した中学生や保護者から、「本校の生徒から元気なあいさつをしてもらいとても気持ちよかった」「場所の案内など丁寧にしてもらいとても感動した」「私も絶対に浦東生になりたい」といった感想が多く寄せられ、とても素晴らしい説明会になったと思っております。 

 もっと素晴らしいのは、この学校説明会のために何か特別の訓練をしたわけでなく、普段どおりの動きをそのまま出しただけだということです。

 皆さんは、浦和東高校の生活を送る中で、自然の身につけたことなのです。これこそが、本校の特徴であり、伝統であると思います。 

 皆さんには「浦東魂」という「何にでも全力で頑張る」「あきらめない」という意識を身につけているはずです。

 この意識を忘れず、北里博士のような大きな志とは言いませんが、しっかり目標を持って、何事にもあきらめず、全力でこの2学期を送ってください。

 私からは以上です。

 

第1回学校説明会(校長だより)

 8月22日(土)に第1回の学校説明会を実施しました。 

 説明会はコロナ感染拡大防止に万全を期すため、あらかじめ参加人数を500人に制限し、会場は三密を避けるため、体育館の2階フロアと1階剣道場の2つに分けて開催しました。 

 また、参加していただいた中学生とその保護者には、検温、マスクの着用、手洗いの御協力もしていただきました。 

 私からは、「2021学校案内」にある生徒や保護者の本校への満足度が高いことを紹介し、このことが「本当なのか」を、この学校説明会で「よく見て」「よく聞いて」「感じほしい」と伝えました。 

 この説明会に参加していただいた中学生やその保護者からは、「浦東の生徒が元気よく挨拶してくれてとてもよかった」、「学校に活気があり、明るくて楽しそう」、「絶対に浦東に行きたいと思った」等の感想を寄せていただきました。 

 本校の教育活動の特徴をよく理解していただき、自分の意思でこの浦和東高校を選び、来年の春、入学していただけるのを願っています。 

 なお、第2回の学校説明会では、「授業公開」と「本校生徒との交流会」を計画しています。

 

1学期終業式(校長だより)

 本日は、放送による1学期終業式を行いました。 

 1学期中は、生徒・保護者の御協力により、3密を避け、学校の新しい生活様式を実践することができたため大きな混乱もなく無事に過ごすことができました。 

 私からの挨拶では、生徒たちに「心づかいや思いやりの気持ちを持ち続けてほしい」ということ、そして「このコロナ禍で、この現実をどう受け止め、今、自分がやるべきことをしっかり考えて、やり遂げてほしい」ということを伝えました。

 以下に、その内容を掲載しました。

 

 皆さん、おはようございます。校長の角坂です。

 こうして1年生から3年生の全員に話をするのは初めてとなります。 

 この1学期、臨時休業、学校再開からの分散登校、そして新しい生活様式など、皆さんの協力によりここまで順調に進めることができました。 

 一方、最近県内では複数の学校でコロナ感染があり、臨時休校や学級閉鎖となる学校が増えてきています。 

 本校でもコロナ感染者がいつ出てもおかしくない状況です。 

 「自分がコロナに感染しているかもしれない」、「家族や仲間の命を守るため、これ以上感染を拡大させない」という気持ちで、密閉、密集、密接の3密を避け、毎朝の検温、マスク着用、手洗いを習慣的に行ってください。 

 さて、夏休みに入るにあたって皆さんに2点お話します。 

 まず1点目は、2,3年生にはすでに始業式でお話したことですが、「心づかいや思いやりの気持ちを持ち続けてほしいということ」です。 

 感染が拡大する中で、社会的に問題となっていることが感染者への差別や偏見です。 

 限られた情報しかなく、危機感が強まると人は理不尽な行動に走ると言われます。 

 今、私たちに求められるのは「自分がされたら嬉しいことを相手にもしてあげること」、そして「自分がされたら嫌なことは絶対にしないこと」です。 

 この「心づかいや思いやりの気持ち」を、是非、持ち続けてください。 

 2点目です。 

 「このコロナ禍で、この現実をどう受け止め、今、自分がやるべきことをしっかり考えてやり遂げてほしい」ということです。 

 高校生活の3年間は、自分の心に残る 「何か」 を持てるかどうかで、皆さんの人生を左右することになります。 

 例えば、それは「人」や「一冊の本」との「出会い」であったり、「こんなにきつい思いをしたことがない」という「体験」であったり、「立ち直れない」ような「悔しさ」であったり、この上ない「喜び」であったりと、その「何か」は、人によって異なります。 

 しかし、皆さんに共通して言えることは、この感染症の脅威に世界がさらされている現実、このことは皆さんの心にいつまでも残るということです。 

 このとき、自分の周りの現実に対してどう受け止め、それにどのように対応し、今後どう生かしていくのか。 

 「自分にとって何が大切」で、「失いたくないものはなにか」、まさに自分の価値観を作り上げていく機会となるはずです。 

 今、自分がやるべきことをしっかり考え、実行してください。 

 8月25日の始業式では、元気な姿の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。                              

 

開校記念日

 本日、6月24日は本校の開校記念日です。今年で38年目となります。

 教育目標として「未来に向けてたくましく生きぬく若人の育成」を掲げ、卒業生は12,550余名を数え、多方面において素晴らしい活躍をしています。

 開校以来、脈々と流れる「浦東魂」。自分の夢や目標を実現すべく、最後まであきらめずに努力する精神力。そして、目標に向かって頑張る生徒を学校全体で応援する雰囲気。この素晴らしい伝統を、皆でしっかり受け継いでいきましょう。

 

 富士筑波はるかに見放け

 蒼穹の天馬と駈けよ

 りんりんと若きいのちの

 新しく拓きゆく道

 浦和東高 未来担わん

 

 ※本校校歌の第3章です。凛々しく研鑽する生徒たちの健康な成長と、力強い将来の発展を念じたものです。

 

新しい日常へ

 先週の木曜日、関東地方が梅雨入りとなりました。本校の分散授業(先週の水曜日)も今日で丁度1週間が経ちました。

 この間、生徒は登校時に昇降口での「手洗い」「マスク着用」「検温の有無」の確認も日常に加わり、何とか以前の生活を取り戻しつつあります。

 本校は、いよいよ来週(6月22日(月))から通常授業となります。

 分散授業では、クラスの生徒を半分に分けて授業をしていましたが、クラスの生徒全員が今までどおり一緒に授業を受けることになり、学校での「日常」が始まります。

 ただ、この「日常」は、3月までの「日常」ではなく、「学校の新しい生活様式」を踏まえた「日常」となります。

 これまでの「日常」に朝の「家での検温」、そして登校時の「手洗い」、「マスク着用」が加わった「新しい日常」となります。

 このことを、理解していただき、1日も早くこの「新しい日常」に慣れてほしいと心から願っています。

 「新しい日常」が生活の一部となれば、学校での日常がうまく回っていくことになります。

 みんなでこの難局を乗り切っていきましょう。

 

感謝の気持ちを忘れないで

 6月5日(金)に2年生、8日(月)に3年生の始業式をそれぞれ行いました。校長の挨拶では、「感謝の気持ちを忘れないでほしい」と伝えました。 

 長い間の自宅生活で、多くの人が強いストレスを感じています。新型コロナウイルスは肉体をむしばむだけでなく、精神や心をも犯していき、悪意がなくても他人の行為を強く批判したり、デマを流したりするといったことが起きています。

 ややもすると、それが差別や偏見につながっていくことさえもあります。 

 一方、現在も感染を恐れながら、医療関係者、鉄道やバスなど公共交通機関に携わる方々、もっと身近では、皆さんの保護者など、多くの人が懸命に働いてくれています。

 そういった方々への感謝の気持ちを忘れなければ、「心づかい」や「思いやり」という形で行動に現れ、自分の周りの人たちと円滑な関係が築くことがでるようになります。

 「心が変われば行動が変わる。」とアメリカの哲学者、ウイリアム・ジェームスは言っています。

 浦和東高校を、あたたかい気持ちでいっぱいになる学校にできたらと思っています。

 

入学式 校長式辞

 本日の入学式での校長式辞を掲載します。 

式辞 

 四月より、ほぼ二か月に渡る臨時休校が明け、本日ここに、埼玉県立浦和東高等学校第三十八回入学式を挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない慶びです。

 ただいま呼名された、三百十八名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。多くの可能性と意欲に溢れる皆さんを浦和東高生としてお迎えすることができ、私たち教職員並びに在校生一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。

 現在、新型コロナウイルスが「パンデミック」と言われる世界的大流行となり、この事態は、人類が遭遇した第二次大戦以降、最大の危機といわれています。本校では、四月八日に入学式を予定していましたが、新入生の皆さんの安全を第一に考え、本日といたしました。

 今まで臨時休校という異例の状況の下で、新入生の皆さんは、不安や焦りを感じながら日々を過ごしてきたのではないかと思います。ただ、本日、先生方、そして新入生の皆さんがこの場に一堂に会して、自分は一人ではないということを改めて感じたのではないでしょうか。 

 学校は、先生やたくさんの仲間たちが集う生活の中で、自分を成長させることができる素晴らしい場所です。これからも、教職員が一丸となってサポートしていきますので、一緒にこの難局を乗り越えていきましょう。

 さて、本校は「未来に向けてたくましく生き抜く若人の育成」を教育目標に揚げています。そのため、新入生の皆さんが本校の生徒として、常に心掛けていただきたいことを、三点お話をします。

 まず、一点目は、「自分のビジョンを描くこと」です。「ビジョン」とは、将来像や理想像のことを言います。

 そして、二点目は、自分のビジョンを実現するための手順を「想像すること」です。たとえ、自分のビジョンを描いても、実現するために何をしたらいいのか想像できなければ、それは絵に描いた餅です。例えば、自分の十年先のビジョンを描いてみるのもいいと思います。ではそれを実現するためには、今から七年先、三年先、一年先にはそれぞれどうなっていんなければならないのか。そのためには、「今、何をしなければないのか」逆算して、より具体的に想像していくことが大切なのです。まずは、どんな小さな目標でも、実現までの具体的な手順を想像する習慣をつけてください。

 三点目は、「浦東魂(うらとんだましい)」を受け継いでいただきたいということです。「浦東魂」とは、目標達成のため、あきらめず自らを律し、努力と準備を続け、どんな逆境にも立ち向かう不屈の精神力のことをいいます。

 本校は全国大会出場、日本一を目指すサッカー部をはじめ、運動部、文化部ともに大変活発に活動しています。その多くの生徒が自らを律し、部活動と勉強を両立して自ら進路を切り開いています。大学入試においても高い目標にチャレンジする生徒がたくさんいます。「浦東魂」は、こうした学校生活の中で培われていくのです。

 皆さんには、自分の成長を信じて、「自分のビジョン」を描き、その実現のために「想像」し、「浦東魂」を受け継ぎ様々なことに挑戦し続けることを期待します。

 転んだら立ち上がる、失敗したらやり直す、そうした経験が皆さんを一回りも二回りも大きく成長させてくれるはずです。

 結びに、新入生の皆さんにとって、本校での高校生活が生涯の宝として光り輝く三年間となることをお祈りして、式辞といたします。 

                               令和二年六月一日

                               埼玉県立浦和東高等学校長 角坂 清博                    

 

臨時休業延長について、校長メッセージ(5月12日更新)

 5月4日、全都道府県を対象とした新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。また、全国高校総合体育大会(インターハイ)の夏季大会の中止が決定しており、全国高校総合文化祭(7月31日~8月6日)も5月12日現在で見送る方向で検討している状況です。 

 この臨時休校という異例の状況の下で、生徒の皆さんは不自由で制限された生活を2か月以上も強いられ、ストレスとともに、不安や焦りを感じながら日々を過ごしていると思います。 

 ただ、このことは皆さんだけでなく、日本全国の高校生のほぼすべてが感じていることだと思います。 

 ここは、まさに踏ん張りどころです。 

 今こそ、浦和東高等学校で培われる「浦東魂」(目標達成のため、あきらめず自らを律し、努力と準備を続け、どんな逆境にも立ち向かう不屈の精神力のこと)が試されるときです。 

 この休業期間をどのように過ごすかは皆さんの気持ち次第です。

 学習だけでなく、ジョギングやストレッチなど身体を動かすなど健康にも気を付けることも大切です。 

 まずは、6月以降の本校の行事予定(5月11日現在を本校ホームページに掲載)を参考に今後の目標をしっかり立て、規則正しい生活を送るよう心がけてください。 

 各学年の先生から、Classi、本校ホームページ、メールや電話などを通じて、学習面や生活面について指示があったかと思います。これから、課題の郵送や配信、そして先生方からのメッセージや学習をサポートする授業動画の配信をしていきます。先生方を信じてしっかりと取組んでください。 

 何かあれば、担任の先生に相談してください。学校として、皆さんがこの難局を乗り切れるよう、教員が一丸となってサポートしていきます。一日も早く皆さんと通常の学校生活が送れることを心より願っています。 

 保護者の皆様には、先が見通せない状況のもと、御不安の事と思います。本校の教育を御信頼していただき、御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

                                            校長 角坂 清博

 

君がつくる 君を創る 浦和東高等学校

                                                                                                                                                             校長 角坂 清博 

 本年度より第14代校長として着任いたしました。

 浦和東高等学校は、昭和58年に創立以来、「未来に向けて、たくましく生きぬく若人の育成」のもと、知・徳・体に調和のとれた人間の育成に取り組んでいます。 

 さて、私たちが生きていくこれからの社会は、知識・情報・技術をめぐる変化の速さが加速し、情報化やグローバル化といった社会的な変化が、人間の予測を超えて進展すると言われています。 

 このような予測できない時代を、生徒たちに、様々な課題に受け身でなく、主体的に取り組み、どんな逆境にも立ち向かい、何事にもあきらめずに取り組んでいけるように成長してほしいと願っています。 

 そのためには、生徒たちが「自分のビジョン(将来像や理想像)」を描くこと、そして、浦和東高等学校で培われる「浦東魂」(目標達成のため、あきらめず自らを律し、努力と準備を続け、どんな逆境にも立ち向かう不屈の精神力のこと)を持って挑戦することが大切であると考えています。 

 生徒たちは、全国大会出場、日本一を目指すサッカー部をはじめ、運動部、文化部ともに大変活発に活動しています。その多くの生徒が自らを律し、部活動と勉強を両立して頑張り、自ら進路を切り開いています。大学入試においても高い目標にチャレンジする生徒がたくさんいます。 

 浦和東高等学校の自慢は、そういった生徒たちを、学校全体で応援する雰囲気があることです。 

 私たち教職員は、生徒一人一人の個性を生かし、進路希望の実現に向けて一丸となって取り組んでまいります。こうした浦和東高等学校の取り組みを御理解いただき、御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

入学に当たってのお祝いの言葉

 国の新型コロナウイルスの感染拡大防止に係る緊急事態宣言の発令受け、本校では、入学許可候補者及び保護者の安全を第一に考え、本日の入学式を延長することといたしました。本日の入学式への参加を予定されていた入学許可候補者、保護者、来賓の皆様におかれましては、このことを御理解いただき、本日の式典を延期いたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

 このような状況ではありますが、本日ここに、入学許可候補者となっていた318名の皆さんの本校への入学を許可いたします。

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

 教職員一同、皆さんの入学を心からお祝いいたします。 

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。

私たち教職員はお預かりしたお子様の希望実現に向けて一生懸命取り組んでまいります。

学校との連携を密にすることで「子供の成長を職員とともに喜び合う」関係を築き上げていきたいと考えておりますので、今後とも御理解・御協力をお願いいたします。

 

 令和2年4月8日

   埼玉県立浦和東高等学校長 

   角坂 清博