【野球部マネージャー日記】Vol.4 ~言葉だけではない「感謝」の伝え方~

こんにちは! 浦和東高校野球部マネージャー1年の真田です。

11月12,13日に浦和市内大会がありました。大会に参加するにあたって多くの学校関係者、保護者の皆様のたくさんのご協力とご支援をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

今週は「感謝」というテーマで日記を書きます。

大会の結果としては12日はミスが続き「敗戦」、13日は選手の活躍もあり「勝利」することができ、1勝1敗で大会を終えました。(予選リーグ敗退)

13日は、試合序盤は緊張からかビハインドを背負ってしまいましたが、相手のフォアボールからチャンスをつくりバントやヒットなどで繋ぎ、一気に逆転することができました。点を取った後は、ピンチの場面が何回かありましたが、選手たちは流れをつかみ大きな失点をすることなく抑え、勝つことができました。しかし、2試合を通して走塁ミスや守備のミスも多く目立ったため、多く課題が残る大会になりました。

ただ、改めて感じたことが2つあります。1つ目はエラーが少ないとチームの「ムード」は上がっていき、打撃や走塁などに相乗効果が現れ、チームに良いことづくめだということです。エラーは必死にプレーをしての結果でしょうがない部分もありますが、もう少しエラーが減ってくるともっと勝ちにつながってくるのではないかと考えました。

2つ目は大会で勝つことで日頃からお世話になっている方々へ勝利という形で恩返しができるということです。試合をすることも相手校がいるから成り立っていて、また、両親が部活を何不自由なくさせてくれるようにしてくれるからこそ試合ができていると思います。色々な人達の思いが込められ、打席や守備についているのだと強く感じました。

 そして私自身も普通の女子高校生をしながら野球部のマネージャーもして、自分の好きなことをしています。自分事ではないのに、私の親は平日だけではなく、休日も朝早く起きて、お弁当をつくってくれたりと休む時間がないんじゃないかと心配するくらい尽くしてくれています。親には感謝しきれないくらい面倒をかけてしまっています。これがわたしにとって最近「あたりまえ」になってきています。 大会を通じ、これを「あたりまえ」にするのではなくしっかりと親に感謝を伝えていきたいです。

選手の体重を管理するために、わたしは練習前に選手分のお米を炊き、おにぎりにしています。 始めたてのときは、ご飯を炊くだけの作業でも失敗してしまう時もありました。 炊きたてのご飯を触るのはとても熱くて痛くて、ただただ握るだけの作業になってるときもありました。ただ、選手から毎回 「いただきます」 「ご馳走様でした」と言って貰えたときは嬉しく、おにぎりを握ることがやりがいにもなりました。選手から感謝されるだけではなく、私も選手はもちろんですが、身近な人にも日ごろから感謝を伝えていきたいと思いました。大会から多くのことを学び、これからの部活動に精を出していきたいです。

(文責 生田 耕平)

浦和市内大会