校長だより

校長だより 着任式・1学期始業式

 4月8日午前8時50分より、着任式及び始業式をプロジェクターとタブレットを使って大会議室から中継して各教室で実施しました。 

 着任式では、校長挨拶後、転任・退職された先生方16名を紹介し、新たに着任した先生方お一人お一人に自己紹介をしていただきました。 

 始業式では、校長及び生徒指導主任からお話をさせていただきました。

 校長講話では、今年度も新型コロナ感染症の影響により様々な計画の変更の可能性がある中、そんな状況にも負けず、前だけをみて、自分の夢や目標の実現に向けて果敢に挑戦し続けてほしいと伝えました。内容については以下のとおりです。 

 校長講話

 皆さん、おはようございます。今日から新しい1年が始まりました。まず、春休み中、大きな事件や事故もなく、全員そろって新学期を迎えられたことを大変嬉しく思います。

 改めて、それぞれ3年生、2年生への進級おめでとうございます。

 3年生は、浦和東高校をリードする最高学年として、高校生活の総仕上げの1年となります。進学や就職に全力投球するのはもちろんのこと、部活動や生徒会活動等にその持てる力を出し切って、悔いのない高校生活を送ってくれることを期待します。

 また、2年生は、学校の中心的存在として、一人一人が浦和東高校を支えているという自覚を持ち、3年生の先輩たちとともに、本校の伝統をつないでほしいと思います。 

 さて、3学期の終業式では、皆さんに「自分をしっかり持って、自分の夢や目標の実現に向けて果敢に挑戦し続けてほしい」と伝えました。この春休み中、一年間を振り返り、今年度の決意をしっかり固めることができたでしょうか。 

 皆さんに紹介した水泳の池江璃花子選手は、今月の4日に日本選手権の100メートルバタフライに出場して優勝しました。そして東京オリンピックの代表に内定しました。

 2019年2月に白血病を公表して以来、長い闘病生活を乗り越え、新たな1歩を踏み出しました。あらためてすごい選手であると感動しました。

 池江選手は涙を流しながら、「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなという風に思いました」と語っていました。

 復帰した当時の体重は10キロ以上落ち、世界の頂点を競っていた頃の面影は失われていたそうです。池江選手は、周囲の泳ぎについていけない自分が悔しく、無力感が募ったそうです。「もし病気になっていなかったら」「過去に戻りたい」。そんな思いが頭をよぎったといいます。

 でもそんな時に、「『もう、これこそが自分の人生だ』と捉えるようにしたら、すべてが楽しいなって思うようになりました」と語っていました。

 池江選手の凄さは、現在の置かれた状況を素直に受け入れ、覚悟をきめたことです。

 今までの栄光も絶望もすべて飲み込み、ただ前だけを見るように気持ちを変えることができたことです。

 皆さんも、それぞれ心配なこと、困難なこと様々あり、置かれた状況は違うと思います。ただ、池江選手のように『もう、これこそが自分の人生だ』と捉え、前だけを見るという考え方は、皆さんにとっても参考になるのではないかと思います。

 今年度も新型コロナ感染症の影響により様々な計画の変更が求められるかもしれません。そんな状況にも負けず、前だけをみて、自分の夢や目標の実現に向けて果敢に挑戦し続けてほしいと思います。 

 結びに、皆さんの頑張がより素晴らしい結果につながることを祈念しています。

 この1年間、明るく元気に頑張っていきましょう。