校長だより

2020年12月の記事一覧

校長だより 2学期終業式

 本日、放送により2学期終業式を行いました。

 2学期中は、大きな混乱もなく、生徒、そして保護者の方々の感染拡大防止対策の御協力により、無事に過ごすことができましたこと、感謝申し上げます。

 私からの挨拶では、人権活動家マララ・ユフザイさんの話をし、この冬休み中に「学ぶ」ということについて見つめ直して欲しいという話をしました。

 生徒の皆さんには、読み書きができない大人が約8億人、学校に通えない子供が約6千万人いるという世界の情勢の中、高校で勉強ができるという自覚を持ち、自分の為だけではなく、仲間、そして未来を担う様々な人々の幸せを共に考え合える人になって欲しいと伝えました。

 そして、不要不急の外出を自粛する中、3年生は卒業までの過ごし方がとても大切であること、そして1年生、2年生は2学期に積み残した勉強をしたり、じっくり腰を据えて読書をしたりするなど、充実した日々を過ごしてほしいと伝えました。

 今日はクリスマスイブです。本校図書館もクリスマスツリーを飾り、生徒の来館を待っています。冬休み中は、是非、たくさんの本を読むことをお勧めします。

校長だより カルチャーフェスティバル(文化部合同発表会)

 去る12月20日(日)、埼玉県立浦和東高等学校カルチャーフェスティバル(文化部合同発表会)を開催しました。このカルチャーフェスティバルは、文化部の成果を発表する会として平成16年度の第1回から始まり、今年度で17回目となります。

 今年度は、さいたま市立東浦和中学校の美術部や特別支援教室7組の生徒さんの作品展示、そして吹奏楽部や演劇部の生徒さんと本校生徒との合同発表など、地域の中学生の皆さんと交流を深めながら開催することができ大盛況でした。心より感謝申し上げます。

 文化部は運動部に比べると目立つことは少ないですが、しっかりと地に足をつけた活動を続けています。

 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本校を含め、多くの学校で文化祭等の様々な行事が中止となり、文化部の発表や生徒会をはじめとする関連の委員会の活動の場がなくなっている状況です。

 この発表会ではそういった活動の成果を皆様に披露できる大変貴重な機会であったと考えています。

 本日のカルチャーフェスティバルを開催するにあたり、多くの皆様の御支援と御協力をいただきましたことに改めて感謝申し上げます。

 

 

 

校長だより 芸術鑑賞会

 去る12月16日(水)、さいたま市民会館おおみやの大ホールで芸術鑑賞会を開催しました。「学校寄席」と題し、プロの方をお招きして、講談、落語、太神楽などの古典芸能を鑑賞しました。

 たまたま出演された講談師の神田鯉栄さんが、本校職員が以前勤務していた高校の教え子ということもあり、高校時代の様子や講談師になるまで等の話をしていただきました。

 神田鯉栄さんは、大学卒業後、両親が営む旅行代理店で旅行添乗員として働いていましたが、伝説のバスガイドさんと出会い、話術の勉強になるからと進められた寄席に通うようになったのが講談に興味を持ったきっかけになったとのことです。その後、講談師になりたいという思いが強くなり平成13年に神田松鯉の弟子となり、平成28年に真打となりました。

 高校生の時には、まさか御自分が講談師になるとは思ってはいなかったと前置きし、本校生徒に次のような趣旨のメッセージを送っていただきました。 

 人は空(から)のリュックを背負って生まれてくると思えばよい。そのリュックの大きさは、大きかったり、小さかったりと、人によってそれぞれであるが、経験や知識を詰め込んでいくことができるし、必要な時にリュックから取り出して使うことができる。

 今の段階(高校生)で、将来、何が役に立ち、何が役に立たないのか、判断するのは難しい。それならば、今、目の前にあることを一生懸命やって自分のものにした知識や経験を、どんどん自分のリュックに詰め込んでいけばいい。詰め込みすぎたと思ったら、リュックを下ろして休んでもいい。そうして人生を歩んで行く中で、リュックに詰め込んだものを多くの機会で使うことができれば、豊かな人生をおくることができるのではないかと思う。 

 参考にしていただければと思います。

神田鯉栄さんと本校教諭

 

 

 

 

 

本校教諭とその教え子(神田鯉栄さん)